年に数回大きなパーティを企画運営しているアメリカ人の友人がいます。

パーティと言っても友人を招く個人的なものではなく、チラシを作って宣伝し、入場料を取るといった商業的なもの。
たまたま友人宅に遊びに行くと、壁に飾る装飾を手作りしている最中でしたので手伝うことにしました。

その日は大きな模造紙をつなげて絵の具で壁紙を描いていたようで、無数にかかれた円をすべて塗りつぶしてくれと頼まれました。
早速取り掛かろうとすると友人が一言。

「もし円からはみ出てしまっても気にしなくていい。はみ出して楕円になった絵は、楕円の絵であって失敗ではない。」

友人は絵のことを言ったのですが、いつも相手のありのままを受け入れる彼の考え方をよく表していたので、とても印象深く心に残っています。